ファッション 界を牽引し、伝説の編集長ともいわれる『VOGUE』編集長 アナ・ウィンター 。1999年に創刊し、今年25周年を迎える『VOGUE JAPAN』をセレブレートするため、 「GO ASK ANNA!」 シリーズに登場。今回は特別に冨永愛や 森星 を含めた、日本のファッションファンからの8つの質問に答えてくれた。 アナから次世代へのアドバイス「1人でやらないこと」 ファッション業界で働きたいと思っている次世代にアドバイスをするなら? という質問には、「1人でやらないこと」とアンサー。「ほかのデザイナーのもとで経験を積んだり、出版社でインターンをしたり 美術館 で働いたりした方がいい。みんな成功したいと焦りすぎて、失敗するのだと思う」と具体的にアドバイス。続けて「できる限り本を読んだり、物を見たりすること。ファッションというのは常に社会の出来事や文化を反映するから」と今すぐ実践できる方法も教えてくれた。 新しいものだけに注目するのは危険 著名人だけでなく、新進気鋭のブランドやデザイナーも活躍できる場であり続けるために気をつけていることを聞かれると、アナは「新しいものだけに注目するのは危険だと思う」と言い切った。「もちろん新進気鋭の若手デザイナーを見い出し、日々取り上げてきた。一方で私たちが長年にわたって評価し、尊敬してきた偉大なデザイナーたちもいる」とし、そうしたデザイナーの影響力と息の長さは新進デザイナーと同じくらい大切で『VOGUE』を刺激してくれる存在だと語った。 「『VOGUE』で編集長ができるのは本当に幸せ」 モデルの森星が、長年『VOGUE』を率いてこられた原動力を聞くと「ここで編集長ができるのは本当に幸せ」と自信に満ちた表情を見せたアナ。そして「ジャーナリストとしてだけでなく、社会貢献もできる。例えば若いデザイナーを支援したり、うつや 不安 で苦しむ若者たちをサポートしたりもしてる」「才能あふれる人たちと毎日仕事ができることは何物にも代え難い」と、ファッションを通して社会問題とも向き合う姿勢とそのよろこびを語り、締め括った。 ほかにも、日本の文化におけるストリートファッションとハイファッションの融合について、誌面に起用するデザイナーや特集を選ぶプロセス、世界のトレンドにおける『VOGUE』の役割など、日本からの熱い質問にたっぷりと答えてくれた。ムービーではファッションファンなら気になること間違いなしの、8つの質問に対するアンサーが贅沢に収められているので、ぜひチェックして。 Text: Nanami Kobayashi Director: Vivian Kim Director of Photography: Andrew Amine Editor: Saori Yamamoto Illustrator: Kazari Producer: Gabriela Marie Safa Gaffer: Eric Sorenson Assistant Camera: Paola Oliveros Audio: Lily van Leeuwen Associate Producer : Lea Donenberg Production Coordinator: Ava Kashar Production Manager: Natasha Soto-Albors Line Producer: Romeeka Powell Senior Director, Production Management: Jessica Schier Director, Content Production: Rahel Gebreyes VP, Video Programming: Thespena Guatieri Condé Nast Japan Head of Video: Allie Sakakibara Condé Nast Japan Talent Video Director: Kensaku Lereau READ MORE.
Entertainment
『VOGUE JAPAN』創刊25周年をアナ・ウィンターがお祝い! 日本からの8つの質問にアンサー【GO ASK ANNA!】
『VOGUE』編集長のアナ・ウィンターが 、街行く人々からの質問に答えるムービーシリーズ「GO ASK ANNA!」。ファッション界を牽引する彼女が『VOGUE JAPAN』25周年を記念して登場。「次世代にアドバイスは?」「原動力は?」......。冨永愛や森星を含めた、日本のファッションファンからの8つの質問に答えてくれた。