呼吸法や瞑想を習得。7つの簡単ステップでセルフケアを実践しよう【VOGUE BEAUTY NEXT】

セルフケアを日々の習慣に取り入れることは、自己肯定感を高め、サステナブルで健やかな心身でいられるための一つの方法だ。ファッションエディターからウェルネスアドバイザーに転身したクロエ・イシドラが、今だけでなく生涯にわたって活用できるウェルネスの実践的ステップを伝授してくれた。※2024年12月8日(日)に、Z世代とともにプロデュースする、新世代イベント「VOGUE BEAUTY NEXT」を開催。新しい美の価値観を発信するコンテンツが満載の特設サイトもチェックして。

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混沌を極める世界に不安やストレスを感じているなら、それは同時にセルフケアとセルフラブを実践する最高の機会でもあるとも言える。つまり、今だけでなく一生にわたって実践できるウェルネスの方法を学ぶチャンスでもあるのだ。 ここでいう“セルフケア”とは、自分の活力の源や心身の支えになる行為を指す。それを実践するとき、意識を完全に今の瞬間に集中すれば、心の奥底から自尊心が沸き上がってくるはずだ。セルフケアを行う上で覚えておきたい3つのポイントは、体と心、そして魂を元気づけること。自宅の中にいても、魂は空を飛べることを忘れないで。 習慣化に向けての7つのステップ 1. マインドフルネスなアプローチで運動を取り入れる 体を動かすことは恐怖や不安といった強いエネルギーを鎮めるとっておきの方法だ。まずは1日に1〜2回、体が何を求めているかを感じ取ることから始めよう。感覚に意識を配り、今この瞬間に合っていると感じる運動を選ぶことが大切。たとえば軽いヨガ、ハードなワークアウト、好きな音楽に合わせた自由なダンスなど、そのとき体が求める運動なら何でもいい。 体を揺することもまた、心の硬直をほぐすのに有効だ。全身のあちこちを揺さぶれば体のストレスや緊張がほぐれ、全身にエネルギーが巡って感情を開放する一助になる。そのとき、耳鳴りのような音や遠くから低い音が聞こえるような感覚に襲われても心配しないで。生命のエネルギーからくるものだから、楽しんでみよう。そして動きを止めるときには、自分の感情に意識を向けよう。その後、この行為の善し悪しを判断するのではなく、どこかに以前と違う感覚があるかどうか自問してみよう。 2. 深い呼吸で集中力を高めて 考えをリセットしようとしても気が散って集中できない.

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..というのは誰にでもあること。心はなかなか言うことを聞かないものだ。しかもこれは現代特有の現象ではない。私たちの先祖も同じような問題に直面したからこそ、何千年も前に、心を鎮める最高のツールである呼吸法を発明したのだ。 瞑想を始めるためには、まずは快適な体勢で寝転がること。横隔膜を広げて腹筋をリラックスできる床の上に寝るのがベストだ(頭や膝の下に低い枕を置くと体を支えやすい)。次に片手を心臓の上に、もう片方をお腹の上に置いて、5秒かけてゆっくりと深くお腹から呼吸し、再びゆっくりと息を吐く。これを繰り返すことで、次第に心は安定していく。 3.

体を休息させれば心も落ち着く 現代の多忙な生活に慣れてしまった私たちは、何もしない状態に慣れていないため、忙しくしていないと気持ちが落ち着かないということがあるだろう。でも、まずは十分な睡眠をとって体を回復し、調整に費やす時間をとる必要がある。そのときに最大の助けになるのが、“受け入れる”気持ちを持つこと。泣きたければ泣き、笑いたいなら思い切り笑って、感情を吐き出そう。おそらく一番のアドバイスは、何もしないことで体を休息モードに切り替えること。そうすれば、不安定な心も次第に穏やかに落ち着いてくるはずだ。 4. 唱和で孤独感を和らげよう 声に出すという行為は心を落ち着け、元気を出すための非常に有効な手段だ。ミュージシャンのレジーナ( @reginarhythm )などのオンラインコミュニティでは、唱和や歌、ドラムのレッスンなどが随時配信されているから、ぜひチェックしてみよう。 5. セルフマッサージを試してみる 何もかもシャットアウトしたいときは、マッサージで体を労ってあげよう。マッサージは体内のリンパを巡らせ、筋肉と肌、そして免疫システムを正常な状態へ戻すサポートとなる。天然のオイルを使って、最初は指先まで足を入念にほぐし、そこから徐々に上へ上がり、筋肉と関節をケアしていく。肌を余すことなくマッサージすると同時に、自分の体へ愛情と感謝を伝えることも忘れずに。 6.

インスタグラムを活用して瞑想を 瞑想にはさまざまな種類があり、Instagramでお気に入りの瞑想ガイドを見つけるのも一つの手段だ。意識的なセルフラブのレッスンなら「 @jayshetty 」や「 @sahdsimone 」がおすすめ。スピリチュアルガイドについて学術的に知りたいなら「 @drjoedispenza 」、そしてヨガ瞑想について知りたいなら「 @alomoves 」をフォローしよう。外に出られる環境であれば、靴を脱いでゆっくりと裸足で散歩をするのもいい。強く泰然たる大地を感じながら、自分の気持ちに意識を向けて念じることも瞑想の助けになる。 7. 感謝の気持ちを伝えよう 自分自身や周りの人への感謝を言葉にすることは、日常に小さな奇跡をもたらす最高の贈り物だ。心臓に片手を当てて、感謝したいすべてのことを声に出して伝えよう。自分の気持ちも穏やかになるはずだ。 Text: Chloe Isidora READ MORE.